グラベロ

目標、体重マイナス10kg。

WH-RX31 & グラベルキングSK40c使用

 ニラです。

 グラベルキングSKのSKとは、Semi Knobの略だそうです。

 シマノWH-RX31と組み合わせての感想です。

 

 舗装路においては、ホイールは軽くなり、タイヤも初期装備の35cと比べるとカタログ数値で軽くなっているので、エアボリュームが増した分路面の状態はいよいよ気にならなくなってきました。

 逆に太さが増して最大空気圧も下がっていますので、もったりとした走行感になっております。軽快感より重厚感。

 

 グラベルロードの本懐、土や砂利道ではタイヤ交換の効果が非常に大きく、トレイルの登りで路面を皮一枚掴んでくれる安心感があります。

 劇的な効果はないという一面もありますが、雑に分類すればスリックタイヤの一種ですからね。皮一枚でも十分な効果です。

 オフロードも走れるスリック系タイヤという意味ではグラベルキング、非常にバランスのいいタイヤじゃないかと思います。

 

 ただし湿った砂地を走ると、低く細かいノブの隙間に砂がみっちり詰まります。

 濡れた土とか苦手だろうなーという詰まり方。

f:id:nirataman:20160618210953j:image

 金沢に行ったついでに千里浜なぎさドライブウェイを走ってきたのですが、こんな感じです。

 もちろんスリックタイヤより快適に走れましたが、単にタイヤの幅が広い点のみで楽だったんじゃないかという気もします。

 

 なんか書き起こすと微妙な評価っぽくなってしまいますが、わたくしはグラベルキングSK40c、非常に気に入りました。

 何かに特化した物も好きだけど、高いレベルでバランスの取れている物が大好物のわたくしの琴線に触れる一本であります。

 

 ホイール、WH-RX31の使用感は、正直難しいというか、ホイールとタイヤを一気に変えると、細かな差異が一切わからなくなりますね。

 あえて言うなら路面の荒れたトレイル、特に下りで大きめの段差を超えるようなシチュエーションでたわんでない感はありましたが、そこまで状況を変えないと感じない程度の差でもあります。

 重いという欠点はありますが、純正ホイールもなかなか良いってことなんですかね。

 そういえば純正ホイール、たしかチューブレスレディ対応だった気が…。

 

 まあWH-RX31、癖のない素直なホイールという評価でいいんじゃないでしょうか。

 特に感銘も受けず面白みもないホイールですが、価格的にもそこまで求めちゃいかんと。そういうのはキシリウムディスクとか、そのあたりが担当ということでひとつ。

 

 レネゲードの標準リアハブは10速カセットまで対応なので、取り急ぎ11速化したいとかいう理由でもなければ、わざわざ購入するほどの物でもないんじゃないかとは思います。

 希望的観測ですが、次の69アルテグラが出る頃にはアルテグレードのディスクホイールとか出てそうですし、今は黎明期特有のワチャワチャ感を楽しむのも手ではないでしょうか。

 

 ではまた。

WH-RX31 & グラベルキングSK40c導入

 ニラです。

 遠くない未来に控えるコンポーネント交換に備えて、ホイールとタイヤを交換しました。
 
f:id:nirataman:20160530205546j:image
 
シマノの11s対応ディスクブレーキ対応リア135mm幅ハブ700cエントリーグレードホイール、WH-RX31であります。
 タイヤにはレネゲードが履ける上限である40cの、パナレーサー グラベルキングSK。
 
 グラベルロード、ディスクロード用のホイールはまだまだ選択肢が少なく、WH-RX31も機能および価格面で妥協できるのがこの辺だった、という消極的な理由によるものです。
 
 求めた機能は
・11s対応ハブ
・センターロックのディスク
・チューブレスレディ対応
 
といったあたりだったのですが、シマノでそれを探すと10万円オーバーのWH-RX830になってしまう。現状予算オーバー。
 とりあえずチューブレスは一旦棚上げにしてRX31に決定いたしました。
 リム内側の腐食を気にしなければシーラントとテープで何とでもなるし、そのうち完組ホイールも充実してくると思うので、その時にまた考えようかと。
 
 タイヤを取り付ける前に、黒地にシルバーの、あのシマノホイールのグラフィックがあまり好きではなかったので、ステッカーであるのを幸いと剥がしてみましたが、なんだかルック車についてくる出所不明のホイールみたいな風体になってしまいました。
 グラベルキングのロゴマークなどの地味さも手伝って、ものすごーく殺風景なホイールサイドとなっております。
 まあ、やっちまったものは仕方ないので、いっそ地味さを極めてみたいと思います。
 
 タイヤのグラベルキング40cは、限界の40cを試してみたかったので、手頃な価格かつ堅実な気がするパナレーサーで。
 ナノブロック的な細かく低いセンターノブは、ヤスリ目の純正タイヤ比でグラベルにおけるグリップが期待できそう。
 
 コンポが8sなので、ハブにスペーサーを噛ませて装着し、通勤やらトレイルやらを走り回ってみましたが、長くなったので使ってどうだったかは次回また。

ELITE VOLANOは8sで正常動作するか

 ニラです。

 結論から言うと8sでもちゃんと動きます。
 スペーサーは必要ですが。
 
f:id:nirataman:20160527233100j:image
 

 

 

 

 

 

 

 と言うわけで、順番は前後しますがエリートのローラー台VOLANOを購入いたしました。
 
 購入に至るまでの諸々は後日書きますが、購入前にひっかかったのが対応スプロケット
 公式サイトによると「シマノ10/11スピードカセットスプロケットに対応」、産経cyclistによると「シマノ9-10-11S対応」とのことで、まあ公式が正しかろうと。
 
 とは言え、シマノの11s仕様のハブなら、スペーサーで8sだろうが9sだろうが対応できるはず、というか、できない理由がない。
 ので、まずは買うだけ買ってレネゲードをセット、何かの間違いでダメだったらその時考えるという方向で。
 なお、エンド幅はロードバイクで一般的な130mm、クロスバイクグラベルロードに使われる135mmはもちろん、マウンテンバイク用の12mmスルーアクスルでも使用でき、現在流通している殆どの規格に対応しとります。
 
 エリートのトレーナー用クイックが欠品中だったり、諸事情により後付けのセンサーまで予算がまわらなかったり諸々ありつつ、フリーにスペーサーをかましてスプロケを取り付けると、あっさりと作動いたしました。
 
f:id:nirataman:20160527232342j:image
 
 んー。
 なんかリアホイールがないと間抜けな感じですね。
 もうちょい紆余曲折がないとネタにならんのですが、シマノの1.85mmスペーサーを使えば8sでも問題なく使えますよという報告でした。
 
 あと、エリート純正の鉄クイックがメーカー在庫切れだったので、以前使っていたミノウラのトレーナー用を流用しましたが、問題はなさそうです。

 

 

 

MINOURA(ミノウラ) トレーナー専用クイックレリーズ

MINOURA(ミノウラ) トレーナー専用クイックレリーズ

 

 

 

 

 8sスプロケの件と併せて、念のため自己責任でお願いします。
 何かありましたら、速やかに訂正いたします。
 
 なお、ローラー台用にレネゲードのコンポを丸ごと廃棄フレームに移設して一台組むので、レネゲードはこれより大改造手術に入ります。
 
 動作確認のみでしたが、ではまた。

もっと光を

 ニラです。
 以前と比べると、金さえ出せばある程度希望に沿ったライトが買える時代になってきてるんですね。
 数字だけ見ると、キャットアイのvoltシリーズが良さそうに思えます。
 懐中電灯配光と揶揄する向きもあるようですが、最近ちょくちょく見るサイコンの下にライトが付けられるマウントを使う時にはむしろ有利に働くんじゃないでしょうか。
 
 さて今使っているライトですが、前用は明るいUSB充電式という雑な条件しかなかったのですが、後用はシートステーに取り付けられること、という条件があります。サドルバッグを取り付けたためですね。
 Blackburnのサドルバッグには、クリップ式のテールライトが取り付けられるスリーブのようなものがあるのですが、サドルバッグの後端はユラユラ揺れるため、多少なりとも重さのあるものをつけると揺れがひどくなるんじゃないかという懸念と、ついでに後にいる人が気分悪いだろうなーという微弱な良心により、シートステー装着のものをチョイス。
 

xeccon LINK II & MARS 

 xecconと書いてシーコンと読ませる力技に中華を感じます。
 
 前用はMOONのものと使用感もほぼ変わらないのですが、鞄の中に入れたとき不意に電源がオン担ってしまうのを防ぐ機能があるのがポイント高いですね。
 あとは明るさセンサーが装備されており、自動で調光もしてくれます。
 
 後用のものはセンサーによりブレーキをかけると強く発光して、ブレーキランプのようか役割をしてくれます。
 センサーの精度は微妙で、ゼロ発進の際も発光してしまいますが、まあご愛嬌ということで。
 強弁すれば、車に発進を知らせる役に立つし…。
 
 事故に巻き込まれないように、念のためサドルバッグにコレもつけております。
 
これ単品だと暗くて使い物にならんのですが、サドルバッグにつけるサブとして。
 また薄い布地なら磁石でパチンと挟んで固定できるので、シャツの裾なり襟なりに装着という使い方もできます。
 夜のランニングなどにもおすすめです。
 
 
 とりあえず注意点としては、USB充電のライトを使う場合、充電のし忘れにご注意ください。
 わたくし、止むを得ず買ったボタン電池ライトが4つくらいありますからね。
 それだけでCATEYEのvoltシリーズの安いやつなら買える金額ですから…。

ハンディポンプ GIYO GP-01

 ニラです。

 久しぶりに安物買いをしました。
 安価ポンプといえばここ、GIYOのGP-01です。

 

 

 

 

 

 

できるだけ使いたくないけど、有事の際になければならないのがハンディポンプです。
 据置型と同じく、ロードバイク向けの高圧対応のものと、空気量が多いマウンテンバイク向けのものに分けられます。
 わたくしもロードバイクに乗っていた当時、トピークの定番であるミニモーフを使っておりました。

 

 

 

TOPEAK(トピーク) ミニモーフ

TOPEAK(トピーク) ミニモーフ

 

 

 

 

 CO2ボンベが出たてだったあの頃、携帯ポンプは単体でそれなりの空気圧まで入れる能力が求められたものでした。
 ミニモーフ、その意味では非の打ち所がないポンプです。
 
 最近はマウンテンバイクがメインになっているのと、レネゲードのタイヤをグラベルキングの40cに変えた事もあり、求められる空気圧は最大でも60PSI程度なので、同じくトピークのマウンテンモーフにでも買い換えようかと思っておりました。
 
 しかし、今やCO2ボンベが、なんならロードサイドのスポーツ量販店でも手に入る時代です。
 ポンプにはチューブの噛み込みを防ぐための初期注入のみを任せ、仕上げはボンベ一発ブシュッと決めるのが大人というものでしょう。
 
 というのは完全に建前で、ハンディポンプで100回以上シュポシュポやるのが辛い! というのが本音であります。
 生来の根性なしとしては、一度CO2ボンベの楽さを体験してしまうと、もう離れられない。
 とすると、超小型ハンディポンプの定番、airboneあたりでいいんじゃないかとも思うのですが、

 

 

 

air bone(エアボーン) スーパーミニポンプ ブラック

air bone(エアボーン) スーパーミニポンプ ブラック

 

 

 

 

悪いことというのは概ね重ねてやってくるもの。
 実際、複数人でトレイルに赴いたところ、妙にガレていてパンクが多発し、CO2ボンベが足りなくなるということもあったので、ポンプ単体で何とかなる能力が欲しかったのです。
 なら素直にマウンテンモーフじゃね? とも思いますが、妻のクロスバイクが最大100PSIだったため、これにも対応できるようにということでGIYOになりました。安いし…。
 さらには、29+(29インチのセミファットタイヤ)のMTBに乗る友人が、これなら何とかなると使っていたのも決め手となりました。
 
 GIYO GP-01のキモは、何といっても二本のシリンダーによる空気量の多さ。この手のポンプにしては早く空気が入っていきます。
 さらに使用するシリンダーを1本に切り替える事で、(自称)110PSIくらいまでは入る素敵使用。
 ロードバイクには不足しますが、MTBやタイヤ太めのクロスバイクには必要充分な能力を備えています。
 
 欠点があるとすれば、耐久性が不安になるレベルの安普請加減でしょうか。
 サイズの割りに軽く、金属パーツがほぼ見当たらないこのポンプ、二本のシリンダー部がこのとおり
f:id:nirataman:20160515085953j:image
よじれます。
 
 もっとも、安普請だの安っぽいだのというのは、そもそも安い物なんだから仕方あるまいと割り切れば問題なし。
 安っぽいんじゃなくて安物なんだと、そういうことです。
 さしあたり壊れるまでガシガシ使って、壊れたらマウンテンモーフを買います!

連休も明けて

 ニラです。

 新生活が始まる3月4月あたりが繁忙期であり、2ヶ月ほどご無沙汰しておりました。
 
 その間、出勤すれば均して半日以上の仕事、休日は午後まで寝てるかマウンテンバイクでトレイルに出向くかのいずれかしておらず、筆が止まっておった次第です。
 
 わたくしのレネゲード様も、全身整形レベルの部品交換を控えておりまして、もう少し落ち着いたら諸々レポートできるかと思います。
 
 とりあえず、パナレーサーのグラベルキングSKは良いですよ、とご報告。
 

光あれ

 ニラです。

 
 日勤の人なら帰りに、夜勤の人なら行きに、いわゆるフルタイムワーカーの自転車通勤に欠かせないライトのお話しです。
 ツーリングとかブルベとか、そういった用途を一切考慮しない、片道1〜1.5時間くらいの通勤に使用しているライトを紹介します。
 
MOON METEOR  
MOON(ムーン) moon LEDライトMETEOR SV

MOON(ムーン) moon LEDライトMETEOR SV

 

  わたくしが購入したのは3年くらい前ですが、当時としては画期的に明るいUSBライトでした。消灯時にプツッと切れず、光が収束するようにオフになる様は高級感があって良いです。

 ただ、USBコネクタのゴム蓋が弱く、購入後半年くらいでどこかへ消えてしまい、今は急な降雨に怯える日々です。
 定番のボタン電池式フラッシュライト。
 照らす能力皆無。点滅で存在を知らせる用。
 こちらは補助として点滅および最悪MOONの充電が切れた時用にハンドルに常駐しております。
 リアも、おクルマ様に対して主張しつつ目にうるさくない程度の明るさで、夜間の安全に寄与します。
 
 ところでこのライトを買ったとき「都内を走っているぶんには暗くて困るってことはないので、最低限何かしら明かりが点いてればいいっす」てな感じで説明されたんですが、どうなんでしょうね。
 夜間の場合、通行人なり車なりに自転車の存在を伝えられないと、巡り巡って事故の要因になる気がするんですが。
 こんな、ちっさいLEDが申し訳程度に点滅するだけの前ライトをつけた自転車を右直事故とかで轢いてしまった車がいたとするなら、正直かなり気の毒に思いますねー。
 
 ちょっと話が逸れましたが、上記3点が愛用だったライトたちであります。
 レネゲード購入にあたりライトもごっそり買い替え、というか買い足しましたのよオホホホ。
 それらは次回にまた。