グラベロ

目標、体重マイナス10kg。

WH-RX31 & グラベルキングSK40c使用

 ニラです。

 グラベルキングSKのSKとは、Semi Knobの略だそうです。

 シマノWH-RX31と組み合わせての感想です。

 

 舗装路においては、ホイールは軽くなり、タイヤも初期装備の35cと比べるとカタログ数値で軽くなっているので、エアボリュームが増した分路面の状態はいよいよ気にならなくなってきました。

 逆に太さが増して最大空気圧も下がっていますので、もったりとした走行感になっております。軽快感より重厚感。

 

 グラベルロードの本懐、土や砂利道ではタイヤ交換の効果が非常に大きく、トレイルの登りで路面を皮一枚掴んでくれる安心感があります。

 劇的な効果はないという一面もありますが、雑に分類すればスリックタイヤの一種ですからね。皮一枚でも十分な効果です。

 オフロードも走れるスリック系タイヤという意味ではグラベルキング、非常にバランスのいいタイヤじゃないかと思います。

 

 ただし湿った砂地を走ると、低く細かいノブの隙間に砂がみっちり詰まります。

 濡れた土とか苦手だろうなーという詰まり方。

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 金沢に行ったついでに千里浜なぎさドライブウェイを走ってきたのですが、こんな感じです。

 もちろんスリックタイヤより快適に走れましたが、単にタイヤの幅が広い点のみで楽だったんじゃないかという気もします。

 

 なんか書き起こすと微妙な評価っぽくなってしまいますが、わたくしはグラベルキングSK40c、非常に気に入りました。

 何かに特化した物も好きだけど、高いレベルでバランスの取れている物が大好物のわたくしの琴線に触れる一本であります。

 

 ホイール、WH-RX31の使用感は、正直難しいというか、ホイールとタイヤを一気に変えると、細かな差異が一切わからなくなりますね。

 あえて言うなら路面の荒れたトレイル、特に下りで大きめの段差を超えるようなシチュエーションでたわんでない感はありましたが、そこまで状況を変えないと感じない程度の差でもあります。

 重いという欠点はありますが、純正ホイールもなかなか良いってことなんですかね。

 そういえば純正ホイール、たしかチューブレスレディ対応だった気が…。

 

 まあWH-RX31、癖のない素直なホイールという評価でいいんじゃないでしょうか。

 特に感銘も受けず面白みもないホイールですが、価格的にもそこまで求めちゃいかんと。そういうのはキシリウムディスクとか、そのあたりが担当ということでひとつ。

 

 レネゲードの標準リアハブは10速カセットまで対応なので、取り急ぎ11速化したいとかいう理由でもなければ、わざわざ購入するほどの物でもないんじゃないかとは思います。

 希望的観測ですが、次の69アルテグラが出る頃にはアルテグレードのディスクホイールとか出てそうですし、今は黎明期特有のワチャワチャ感を楽しむのも手ではないでしょうか。

 

 ではまた。