ハンディポンプ GIYO GP-01
ニラです。
久しぶりに安物買いをしました。
安価ポンプといえばここ、GIYOのGP-01です。
できるだけ使いたくないけど、有事の際になければならないのがハンディポンプです。
据置型と同じく、ロードバイク向けの高圧対応のものと、空気量が多いマウンテンバイク向けのものに分けられます。
わたくしもロードバイクに乗っていた当時、トピークの定番であるミニモーフを使っておりました。
CO2ボンベが出たてだったあの頃、携帯ポンプは単体でそれなりの空気圧まで入れる能力が求められたものでした。
ミニモーフ、その意味では非の打ち所がないポンプです。
最近はマウンテンバイクがメインになっているのと、レネゲードのタイヤをグラベルキングの40cに変えた事もあり、求められる空気圧は最大でも60PSI程度なので、同じくトピークのマウンテンモーフにでも買い換えようかと思っておりました。
しかし、今やCO2ボンベが、なんならロードサイドのスポーツ量販店でも手に入る時代です。
ポンプにはチューブの噛み込みを防ぐための初期注入のみを任せ、仕上げはボンベ一発ブシュッと決めるのが大人というものでしょう。
というのは完全に建前で、ハンディポンプで100回以上シュポシュポやるのが辛い! というのが本音であります。
生来の根性なしとしては、一度CO2ボンベの楽さを体験してしまうと、もう離れられない。
とすると、超小型ハンディポンプの定番、airboneあたりでいいんじゃないかとも思うのですが、
悪いことというのは概ね重ねてやってくるもの。
実際、複数人でトレイルに赴いたところ、妙にガレていてパンクが多発し、CO2ボンベが足りなくなるということもあったので、ポンプ単体で何とかなる能力が欲しかったのです。
なら素直にマウンテンモーフじゃね? とも思いますが、妻のクロスバイクが最大100PSIだったため、これにも対応できるようにということでGIYOになりました。安いし…。
さらには、29+(29インチのセミファットタイヤ)のMTBに乗る友人が、これなら何とかなると使っていたのも決め手となりました。
GIYO GP-01のキモは、何といっても二本のシリンダーによる空気量の多さ。この手のポンプにしては早く空気が入っていきます。
さらに使用するシリンダーを1本に切り替える事で、(自称)110PSIくらいまでは入る素敵使用。
欠点があるとすれば、耐久性が不安になるレベルの安普請加減でしょうか。
サイズの割りに軽く、金属パーツがほぼ見当たらないこのポンプ、二本のシリンダー部がこのとおり
よじれます。
もっとも、安普請だの安っぽいだのというのは、そもそも安い物なんだから仕方あるまいと割り切れば問題なし。
安っぽいんじゃなくて安物なんだと、そういうことです。
さしあたり壊れるまでガシガシ使って、壊れたらマウンテンモーフを買います!