グラベロ

目標、体重マイナス10kg。

自転車納車されまして

 ニラです。
 納車時の写真を撮り忘れて、文字のみの寂しい絵面の更新です。

 注文から時間が経過し、JAMISのレネゲードが納車となりました。

 第一印象。
 地味。
 いやスポーツ自転車にしては落ち着いていて良い。あとカタログ写真より実車の方が格好いいという思う。
 稀にサドルにまたがってがっかりなのも無くはないですからね。

 トップチューブが傾斜した、いわゆるスローピングフレームのロード系自転車の見た目って実はあまり好きではなかったんですが、人が乗ると急に見栄えがする気がします。

 という事で、さっそく家までの10km少々を使ってポジション出しと慣熟走行を挙行。

 とりあえずの第一印象としては、ロードバイクと比べると、これはもう間違いなく進まない。特に登りでは重さを感じまくりです。
 13kgクラスのクロモリ29erマウンテンバイクと比べると、明らかにスイスイ進む。
 5万円で10kgのクロスバイク、具体的にはGIANTのESCAPE R3と比べても進みは良い。
 重たいとはいえ、適切なポジションで走れる恩恵は大きいって事でしょうか。

 気になっていたアルミフォーク起因の微振動も太いタイヤのエアボリュームのおかげか、さして気にはならず。
 ホイールが重いのも、この点に関しては良い方に作用したのかも。

 面白みのかけらもない言い方をすると「普通に乗れる」。
 もちろん乗る人によって普通ってのは変化するので何の参考にもならんのは重々承知ですが、特に気を使う事なく、登り以外ではストレスを感じる事なく走れましたが、見た目通り印象も地味っちゃ地味ですね。

 さて、そんな地味だけど気に入ったレネゲードですが、それでも気になるところがなくはない。
 ホイールはさすがに重すぎる気がするし、テクトロの廉価メカディスクブレーキの動作はあまりにも…、という感想。
 もっとも、この車種からして言ってみれば安物ですから、質としてはこんなもんでしょう。

 逆に評価したいのは、メインコンポのシマノクラリス。使っていてほぼネガを感じない出来のよさ。
 操作する喜びとか所有欲をくすぐるとか、いわゆる趣味性は微塵もありませんが、レースに出るのでもなければコレで充分なんじゃないですかね。 
 だいたい趣味性を求める人は、そもそもこの価格帯の自転車は買わないか、自分で手を加えるかするでしょうし。

 グラベルロードともなるとツーリングに持ち出す事も多そうですし、となると町の自転車屋さんにも置いてあるシマノの6〜8速用チェーンが使える訳で、有事の際になんとかなる可能性も高いと。そういうメリットもあるんじゃないでしょうか。
 
 レネゲードのインプレッションというよりクラリスのレビューみたいになっちゃってますが、なんでしょうね、加点式で評価すると箸にも棒にもかからないけど、減点式でジャッジするとビクともしない。
 ダビスタ開始3年目くらいに産まれた、準オープンで掲示板を外さずに賞金くわえて帰ってくる孝行馬のような、正しくエントリー向けのコンポーネントだと思います。

 気になるところは毎月少しずつ部品を交換する月刊レネゲード方式でちょこちょこ換えていく予定です。
 試算したら車両価格を余裕で超えたけど気にしない方向で。

 さっきあれだけ褒めたクラリスも交換予定なんですけどね。

ではまた。