グラベロ

目標、体重マイナス10kg。

OGK FM-8

 ニラです。

 車体を買い替えるたびにヘルメットも買い替えたくなる病に罹患しております。
 
 OGKのモストロでなんの不満もなく過ごしていましたが、しばらくしてから我が家に29erリジッドMTBがやってまいりました。
 軽量で通気性も良いモストロはトレイルでも良い感じだったのですが、スリックタイヤを履いたホイールを通勤用にと用意したあたりで、MTB街乗りでロード用ヘルメットは(見た目が)なんか違うなーと思い始めてしまいました。
 
 スリックタイヤの29erリジッドMTBは、ほぼクロスバイクのような感じで使えるため非常に楽で、街中をゆっくり走るのが楽しいんですが、そうなるといかにも速そうなグラフィックのモストロが妙に浮いているように思えたんですね。
 しかし、当時スポーツヘルメットの殆どは速そう系ばかりだった事もあり、安目のヘルメットで地味なカラーリングのやつでお茶を濁そうかとうだうだしていた時、このヘルメットが発売になりました。
 
OGKのFM-8。
 OGK KABUTO(オージーケーカブト) FM-8 [エフエムエイト] マットブラック フリーライド系ヘルメット


 ガチ過ぎず野暮ったくないし、バイザーつきでMTBっぽさもある。
 マットブラックの見た目が結構好みだったこともあって速攻で飛びつきましたね。
 ロード用のものと比べると明らかに重たいですが、乗車時の前傾が緩やかなこともあり殆ど気にならない感じでした。
 
 ヘルメットとしての安全性は、幸い身を以て体験していないので不明。
 あえて言うなら、緩やかとはいえ前傾している状態だとバイザーが若干視界を塞いでいたので、これはkoofuのビットバイザーに交換。
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見た目に関しては好みですが、これはこれですっきりしてなかなか。
 
 難点はといえば、これはもう暑いの一言につきます。
 ロード用のヘルメットと比べると吸気口が少ないのに加え、後頭部を広くカバーしてくれているのが逆に裏目に出て熱の抜けがいまいちです。
 
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 捉え方ひとつですが後頭部が守られている安心感はあるので、そのへんはトレードオフという感じですが、街乗りの方がレースより明らかに危険だという観点からすれば正しい街乗りヘルメットと言えるでしょう。
 
 サイズはワンサイズだけの展開ですが、小さい方になら裏技的な方法で調整ができます。
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 50サイズのヘルメットでさえ微妙に大きいという、頭の小さい妻にかぶせて試したところ、これもやはり「微妙に大きい」とのことでしたので、おそらく51cmくらいまでは詰められるのではないかと思います。
 要確認ですが、頭の小さい方には福音になるかもしれません。
 
 価格も手頃で、街乗りメインのクロスバイクに良いのではないでしょうか。